依存型経営からの脱却
以前、新規先開拓の依頼を受けたことがあります。その会社は、売上の8割近くが大手企業1社に依存。しかもその会社は営業マンもいない為に危機感を持っていたのでしょう。その企業が離れたら会社が危機的状態になっていたかもしれません。
皆さんの会社はどうですか?
全体の売上比率や拡販余地、顧客生涯価値(LTV)などを考えて、いまの状態でいくのか、新たな顧客を獲得するか、拡販余地は既存企業に対してあとどのくらいの売上増が期待されるかです。
短期・中期・長期で見ることで方向性や戦略がわかってきます。LTV戦略の再構築をして既存企業の深耕を図る戦略を立てるのか、新規開拓営業を強化するのか、それとも新たな事業を創造するのか、どのタイミングでそれらを見極めるかです。いまは良い状態は続きませんので準備は必要です。危機が来てからでは遅いのです。
依存型経営は「ぬるま湯の状態」になりやすく「現状維持型の社員」が多くなる傾向にありますので今すぐ組織の状態と社員の動きのチェックを!